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12.32016
ろ材で変わる、(浴室用)浄水器の特徴
一般的に、お風呂用浄水器(シャワーヘッド)で使われる塩素除去の為の濾材(ろざい)には、次の物があります。
◇活性炭
◇ビタミンc(アスコルビン酸)
◇亜硫酸カルシウム
今回は、各ろ材の特徴・違いについてお伝えしますね。
多孔質で不純物をキャッチしてくれる『活性炭』
浄水器では広く一般的に使われる材料です。
活性炭は不水溶性であり、水には溶けません。
ですから、ろ材としての寿命が長く、結果カートリッジの交換頻度は比較的少なめです。
これは嬉しいポイントですよね。(*^^*)
塩素除去だけでなく、臭いや不純物など、塩素以外の不純物も吸着し取り除いてくれますというのもメリットも!!
※注意:
一般的に活性炭は、トリハロメタンも取り除いてくれるといわれていますが、これは活性炭の品質によって違うそうです。
現在一般的にお風呂用浄水器(シャワーヘッドなど)で使われている活性炭は、トリハロメタンの吸着はほとんどできないそうです。
活性炭のデメリットとしては、塩素との反応が遅いこと。
塩素除去の為には、ろ材に長く触れさせる必要があるため、水圧が低くなる傾向にあります。
シャワーのように、水圧がポイントとなる利用では、少し物足りなさを感じると思います。
※言い換えれば、シャワーでは無くキッチンなど水圧をそれほど気にしない場所での利用では最適なろ材と言えそうです。
満足の水圧『ビタミンC(アスコルビン酸)』
お風呂での浄水器・シャワーヘッドでよく用いられるろ材です。
酸化還元反応により、塩素と反応。
塩素を無害化してくれます。
※反応後は、デヒドロアスコルビン酸(酸化型ビタミンC)と 水 と 塩化ナトリウム(塩)だけになります。
水溶性なので、水に溶けます。
その為、ろ材の減りは早いというデメリットがあります。
ですが、水圧の低下は少なく、「シャワーの水圧に不満」という事はないでしょう。
>>敏感肌の人は注意してね!<<
アスコルビン酸は水溶性ですので塩素との反応とは関係無しに、水によく溶けます。
結果、溶け過ぎてしまい、単純に酸性のお風呂(シャワー)になることも・・・。(+_+)
人によって酸性のお湯(水)が原因で肌が荒れる場合があるので、敏感肌の人は注意して下さいね。
シャワーヘッド浄水器の大本命『亜硫酸カルシウム』
名前を聞いただけでは、ビタミンCほどメジャーな物質ではありませんが、ビタミンCと同様、酸化防止剤など食品添加物として使われている物質です。
環境基準の厳しいヨーロッパでも使用されており、安全性の高い物質です。
また塩素と反応して塩素を除去してくれますが、水にはほとんど解けることがありません。
ですから不必要にろ材が無くなる(減少する)という事が無く、ビタミンCと比べて、経済的です。
とても、効率で・経済的な、バランスの良いろ材と言えます。
残留塩素との反応後は、塩化物イオンと、硫酸カルシウムが残ります。
塩化物イオンとはいわゆる塩分です。
また硫酸カルシウムも、もともと自然界に存在するもので、豆腐用凝固剤や、中華麺の食感や風味を出すためのかんすいなどに使われている食品添加物です。
身体にとって無害であることは、とても嬉しいですよね。
亜硫酸カルシウムの特徴は塩素との反応が早く、脱塩素能力に優れいている点です。
大量の水を瞬時に塩素除去してくれるので、水圧を落とすこともありません。
シャワーであっても満足する水圧で利用することができますよ!!
熱に強く、お風呂の湯温に適当である、40℃前後で一番塩素除去能力を発揮してくれるという点も嬉しいですよね。(^^)
注意点とすれば、水温が低いと、塩素との反応が弱くなるということ。
とはいえ、浴室でお湯では無く、水を使うことは浴室・浴槽掃除の時くらいです。
掃除の際水を使っても、ろ材が減少しないという事は、むしろメリットかもしれません。
水温の問題は、浴室での利用・シャワーとしての利用の場合は、あまり問題無いと言えます。
まとめ
各ろ材の特徴をまとめると次のようになります。
ガイアの水135シャワーヘッドでは塩素除去カートリッジに『亜硫酸カルシウム』が使われています。
塩素除去だけでは無く、
アトピーなどの敏感肌の方にもより安心して使ってもらえる水!
そして満足の水圧!
この2つが両立できている秘密は「ろ材」にもあったんですね。(*^^*)
◇ガイアの水135製品のご注文は、こちらのページからできます。
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