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お風呂・浴室にも浄水器を!

2016.05.18
2019.06.05

お風呂での塩素対策されていますか?

アトピーなどの肌トラブルや、喘息などの呼吸器系の疾患でお困りの方、お風呂の水を浄水するだけで緩和されるかもしれませんよ!!

最近では飲料水に対する意識は皆さん高いものを持っていますよね。
家庭での浄水器の利用は年々増えています。
私の身近にも、浄水器・ペットボトル・ウォーターサーバなど、水にこだわっている方が増えて嬉しいです。

しかし、お風呂で使う水に対してうっかり忘れていた!!という方は結構多いんですよ。

そしてお風呂の水が、思いのほか身体に刺激を与えているって事があるんです。

お風呂=塩素サウナ

水道水でお湯を溜めたお風呂、またその浴室をイメージしてみてください。
お風呂のお湯にはもちろん、塩素。
そして、浴室内には、お風呂の湯気がモクモクと充満していますよね。
なんと!この湯気の中には気化した塩素が含まれているのです。

つまり塩素除去をしていない水道水でお湯を溜めたお風呂(浴室)に入るということは、塩素が含まれている湯気が充満した浴室で、塩素のお湯に浸かっているということだったのです。

閉め切られた浴室の中の湯気を吸い込むと咳き込んでしまうという方もおられます。
お湯の湯気が塩素ガスとなり、これを吸い込むと呼吸器を刺激します。
これが咳き込んでしまう原因です。

また吸い込まれた塩素は、喘息などの呼吸器疾患の原因とも考えられています。

そして、塩素を除去していない風呂のお湯に身体を浸けていることは、肌にとっては塩素が刺激となります。
お風呂に入ると肌が痒くなる・掻きむしってしまう事無いですか?

肌が痒くなる・掻きむしってしまう理由は様々ですが、塩素もその原因の一つと考えられています。

さらに、アトピーなどの肌トラブルなどでは、塩素の刺激が肌トラブルを悪化させていることにも繋がります。

また塩素などの化学物質は皮膚からも吸収されることも分かっています。(経皮吸収)
肌から吸収された化学物質は、口から入るよりも体外に排出されにくいという特徴があります。
さらに経皮吸収された化学物質は、排毒されにくく、蓄積していきます。

シャワーは特に注意!!

シャワーの場合は、入浴以上に問題を持っています。

シャワーのように細かいノズルから熱い湯を噴出させると、塩素が揮発しやすくなり、塩素が空気中に充満しやすくなります。
さらに水が小さな粒(水滴)になることで表面積が大幅に増え、皮膚にあたる面積が大幅に増えます。
結果、塩素の呼吸からの吸収・皮膚からの吸収、ともに多くなってしまうのです。

 この様に現在の塩素まみれの水道水では、浴室の環境は塩素に汚染されています。
浴室の環境を変えることが重要な事が分かると思います。 

塩素と塩素の害について、研究レポート

「15分の入浴とシャワーは1リットルの水道水を飲む事と等しい揮発性汚染物質の摂取量となる。」

【アメリカピッツバーグ ジュリアン・アンデルマン教授】

「長時間のシャワーは危険である。有害物質が、肌を通して高濃度で人体に吸収される。」

【ボトムライン ドクター ション アンデルマン】

鶴町皮ふ科クリニックでは、アトピーと塩素の関係について次のようにあげています。

「来院される患者さん宅の水道水を調べてみると、 東京都大田区の1、5PPM、横浜市の0、8~1、2PPMという結果を得ました。 半数近くの患者さんが、プールの水以上に塩素濃度が高い水道水を使用していたのです。

一般に都市部ほど塩素濃度が高いのは周知の事実ですが、アトピーの患者さんも都市部に多いのです。
とすれば、水道水中の残留塩素がアトピーの要因ではないかという推論も、可能になります」

鶴町先生が茨城県土浦市内の小学校でアトピーや水に関するアンケート調査を行った時のデータです。

「当院の患者さんを対象にした統計でもほこりで悪化、布団に入ると痒くなるは14%前後で、プールで悪化22%、風呂で痒くなるのは34%に達しました。
温水は冷水よりも塩素が遊離しやすいので、刺激を感じやすくなります。
風呂で痒くなるのは、温度刺激よりも塩素による化学的刺激が主体といえます」

引用元:アトピー性皮膚炎の要因

赤ちゃん・子どもには特に気をつけてあげたい

赤ちゃんや子どもは、肌のバリア機能が大人に比べ未熟で化学物質を取り込みやすくなります。
また化学物質を分解・排毒する機能も未熟なので、身体に蓄積しやすくなります。

高度成長期である1960年台、水道水の塩素濃度の激増し、アトピーや喘息などのアレルギー疾患が激増した訳ですが、
この両者に「関係がない!」とは言いにくいかもしれません。

私も子どもが生まれたタイミングで、水のことをいろいろ調べて、飲み水だけでなくお風呂の水も大切ということを知りました。
私自身、小さい頃はアレルギー性の鼻炎が苦しんだ記憶があります。

できることなら、我が子に対してアレルギー疾患から守ってあげたい。
できるだけの事をしてあげたい。

子どもをお持ちのパパさん・ママさんには、一度お風呂の環境について考えて欲しいと思います。 

お風呂(浴室)にも浄水器を

お風呂って毎日入るものですよね。
そして家族コミュニケーションの場所であり・一日の疲れを癒す場所であり、そして「ほっ」とできる場所でもあります。

そんな大切な場所だからこそ、浴室の環境を整えて、より楽しめるお風呂タイムにしたい。

浴室に浄水器!お風呂の環境を変えることには、それだけの価値がある事だと思っています。

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